店舗経営のトータルソリューションカンパニー BCホールディングス株式会社

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アナログ経営がますます輝く時代へ

第11回 その時だから出来ること

会社でも個人でも、その時だから出来ることがあります。
その時だから、今だから出来るし、許される、というようなことです。そして、それとは別に、遅かれ早かれいずれやらなければならないということ、一時的に避けてやり過ごすことが出来ても、いつかはやらなければならないこともあります。

例えば会社の創業期、数人の社員だけで、売上もなかなかあがらない、お金もない、そんな時だからこそ出来ること、その時だからやって許されることは多々あります。だからこそ今やらなくてもいいこと、いずれやらなければならないとしても将来でも出来ること、許されることは、後回しで良いと思います。それよりも『今だから出来ること』に、全力を出して欲しいと思います。

創業期の思い出として、後になって笑い話で済むような事でも、五年後、十年後に、やってみたい、試してみたいと思っても、もう出来ない、というようなことも色々あると思います。

個人でも同じようなことが言えます。誰しも最初は新入社員です。新卒や中途の違いはありますが、それぞれ、最初だから、入社してすぐだから、聞けることや許されることがあるはずです。それが後になると、今更聞けなくなる、許されなくなる、ということは、みなさんも経験があるでしょう。そうした、その時だから出来ることを着実にこなして、成長して欲しいと思います。

そして私は、新入社員には『プライドの持ち方』を考えて欲しいと思います。次は自分が人(新入社員)に伝えていく立場になるわけですから、もう一歩踏み込んだレベルで、プライドと誇りを持って欲しいと思うのです。

プライドが高いのは大いに結構です。世間では、プライドが高い人間はダメと言われることもありますが、私は、プライドは高ければ高いほど良いと思っています。重要なのは、プライドの持ち方、どこにプライドを持つのかです。「こんなことを聞いて恥をかきたくない」「だからそんなことはやらない」というプライドもあれば、「そんなことすらできない事がカッコ悪い」「結果はどうあれ、やらないこと自体がカッコ悪い」というところにプライドを持つ人もいるでしょう。プライドを持つこと自体がダメなのではなく、プライドの持ち方を間違ってはならないということです。のちに活躍することへのプライドを大切にするのであれば、何をすべきかが見えてくるはずです。

そうして『その時だから出来ること』をすることが、将来に語り合える、会社や個人のヒストリーとなるのです。将来に語るものがないことほど、悲しいことはありません。みなさんは、自らの手でどんなヒストリーを創りますか?

アナログ経営がますます輝く時代へ 全13回