ビジネスの場でよくマネジメントという言葉が使われます。マネジメントといっても経営全般、人・組織、資金、営業戦略等、様々な分野があります。今回は、中でも「人・組織」に関わるところの話をしたいと思います。
「人・組織」のマネジメントというと、リーダーシップと意味を混同している人や、中和剤や調整役的な能力のみをマネジメントの意味に使っている人が多いように感じます。みなさんは、マネジメントの意味を即答できますか?中には組織論やマネジメント論を勉強されていて、そこからの引用を即答出来る方もいると思いますが、実際にその意味を理解しマネジメントという言葉を使っている人は少ないのではないでしょうか。
現場では「マネジメントが足りない」や「マネジメントを強化すべきだ」という言葉をよく耳にします。いわゆるカタカナ語で聞こえも良いので多用されるのだと思いますが、多くの場合、本当はリーダーシップが欠けているのに、マネジメントが原因だという方に偏っているように思います。また、昨今の社会環境や教育環境の影響もあってか、順位や優劣をつけることを避ける風潮になっていることで、リーダーシップを発揮できている人が少なくなったようにも感じます。良いも悪いも突出していることがあまり良くないことのように感じられるのでしょう。だから「リーダーシップが足りない」ではなく「マネジメントが足りない」という表現になってしまうのかもしれません。
今の時代こそ、マネジメントではなくリーダーシップが必要です。リーダーシップを発揮できる人はマネジメントも出来る、出来ていると解釈する方が実際的です。マネジメント能力もリーダーシップの中に含まれます。「マネジメントを云々する」ではなく、「強いリーダーシップを発揮するためにはどうするか」を考えるべきです。
そして、真っ先に考えないといけないことは、一人でも多くの仲間を巻き込むには、どうすればいいかということです。そのためには、自らの考え、想いを周りの人よりも一歩前に出て発言し、組織の前に立ち行動に移せる人間でなくてはなりません。何かを成し遂げるときも、何かを変革するときも、『大きなパワー=多くの仲間』が必要です。
このようなリーダーシップをもった人間が多くいてこそ、より一層会社が伸びる、と私自身強く思っています。一人では決して戦えません。だからこそ、みなさんもリーダーシップを発揮し、共に戦う仲間をたくさん作ってもらいたいと思います。
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